会社のゴルフコンペに誘われると、ゴルフのスコア以上に気になるのが、上司や同僚との接し方ではないでしょうか。
「上司より良いスコアを出しても大丈夫?」
「どこまで気を遣えばいいの?」
「仕事の話をしたほうがいい?」
このように、普段のラウンドとは違った不安を感じる方もいると思います。
会社のコンペで大切なのは、無理に上司を立てたり、接待のように振る舞ったりすることではありません。
時間を守り、周囲に気を配りながら、同伴者と気持ちよくラウンドすることが基本です。
今回は、会社のゴルフコンペへ参加するときに知っておきたい立ち回り方を紹介します。
ゴルフコンペの基本や当日の流れを先に確認したい方は、こちらの記事をご覧ください。
会社のコンペはゴルフだけを見られる場ではない
会社のコンペでは、ゴルフのスコアだけでなく、普段とは違う場面での振る舞いも見られています。
時間を守れるか、周囲に気を配れるか、ミスをしたときにどのような態度を取るかなど、その人の人柄が自然に表れます。
スコアが悪いこと自体は、決して恥ずかしいことではありません。
それよりも、ミスをして不機嫌になったり、プレーが遅くなったりするほうが、周囲に悪い印象を与えてしまいます。
上手にプレーすることよりも、一緒に回って気持ちの良いゴルファーになることを意識しましょう。
当日は集合時間より早めに到着する
会社のコンペで遅刻は避けたいところです。
幹事は受付や組み合わせの確認、参加費の回収など、当日の朝から多くの準備をしています。
参加者が集合時間になっても到着していないと、幹事だけでなく、同じ組の人にも心配をかけてしまいます。
ゴルフ場には、集合時間の30分ほど前を目安に到着すると安心です。
到着したらゴルフ場のチェックインだけでなく、コンペ専用の受付がないか確認しましょう。
受付を済ませたら、幹事や同伴者に「本日はよろしくお願いします」と挨拶しておくと、気持ちよく一日を始められます。
同伴者の名前と立場を確認しておく
会社の規模が大きい場合、顔や名前を知らない人と同じ組になることもあります。
事前に組み合わせ表が配られている場合は、同伴者の名前や部署、役職などを確認しておきましょう。
ただし、役職によって態度を大きく変える必要はありません。
相手が上司でも同僚でも、まずは明るく挨拶し、礼儀を持って接することが大切です。
初対面の方には、スタート前に自分の名前と所属を伝えておくと、その後の会話も始めやすくなります。
上司より良いスコアを出しても問題ない
会社のコンペでよくある疑問が「上司より良いスコアを出しても大丈夫なのか」というものです。
結論としては、まったく問題ありません。
上司より良いスコアが出そうだからといって、わざとミスをしたり、手加減したりする必要はありません。
ゴルフでは、その日の調子や相性によってスコアが変わります。実力を出してプレーすることは、失礼にはあたりません。
ただし、自分のナイスショットを必要以上に自慢したり、相手のミスをからかったりするのは避けましょう。
良いプレーには「ナイスショット」と声をかけ、お互いに楽しくラウンドできれば十分です。
プレー中はさりげない気遣いを大切にする
会社のコンペだからといって、上司のクラブを持ったり、過剰に世話を焼いたりする必要はありません。
大切なのは、誰に対しても自然な気遣いをすることです。
例えば、カートへ戻るときに近くのクラブを一緒に持つ、ボールの行方を確認する、グリーン周りに忘れ物がないかを見るといった行動です。
カートを運転する場合も、自分だけ先に移動するのではなく、同伴者のプレー状況を確認しましょう。
また、上司や取引先がアドレスに入ったら、動いたり大きな声で話したりしないよう注意します。
こうした基本的なマナーは、相手の役職に関係なく守ることが大切です。
スロープレーには特に注意する
会社のコンペでは参加人数が多く、複数の組が続けてスタートします。
一つの組が遅れると、後ろの組にも影響が広がってしまいます。
自分の打順が近づいたらクラブを準備する、ボールを探す時間を長引かせない、グリーン上では事前にラインを確認するなど、少し先を考えて行動しましょう。
初心者の場合は、スタート前に同伴者へ「まだ慣れていないので、遅れていたら教えてください」と伝えておくのもおすすめです。
スコアが悪くても、進行を意識して一生懸命プレーしていれば、周囲も協力してくれます。
初心者がスロープレーを防ぐ為に意識したいことは、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
ミスをしても不機嫌にならない
ゴルフでは、思いどおりにいかない場面が必ずあります。
OBを打ったり、短いパットを外したりすると、悔しくなるのは当然です。
しかし、クラブを投げる、大きな声を出す、その後も不機嫌な態度を続けると、同伴者も気を遣ってしまいます。
会社のコンペでは、ラウンド中の態度も印象に残ります。
ミスをしても気持ちを切り替え、次のショットへ向かいましょう。
反対に、同伴者がミスをしたときは、無理に励ましたりアドバイスしたりせず、普段どおり接するほうがよい場合もあります。
仕事の話ばかりしなくてもよい
上司や他部署の人と一緒に回ると「何か仕事の話をしなければ」と考える方もいるかもしれません。
しかし、ラウンド中に無理に仕事の話を続ける必要はありません。
ゴルフの話、最近の出来事、食事など、相手が話しやすい話題から会話を始めましょう。
会社のコンペは、普段あまり話す機会のない人と交流できる場でもあります。
ただし、会社のうわさ話、誰かの悪口、給与や人事に関する話などは避けたほうが無難です。
楽しい雰囲気を壊さない話題を選びましょう。
お酒の飲みすぎに注意する
昼食時や表彰式でお酒を飲むこともありますが、飲みすぎには注意が必要です。
午後のプレーに影響するだけでなく、酔った勢いで失言してしまう可能性もあります。
特に帰りに車を運転する場合は、当然ながらお酒を飲んではいけません。
会社の行事だからと無理に付き合う必要はなく、飲めない場合や運転がある場合は、はっきり断って問題ありません。
最後まで節度を持って参加しましょう。
表彰式まで参加する
会社のコンペでは、プレー終了後に表彰式やパーティーが行われることがあります。
自分のスコアが悪かったとしても、勝手に帰らず、特別な事情がなければ最後まで参加しましょう。
表彰式では順位だけでなく、ドラコン賞、ニアピン賞、飛び賞、ブービー賞など、さまざまな賞が発表されます。
自分が呼ばれたときは、素直に喜んで賞品を受け取りましょう。
また、ほかの参加者が表彰されたときには拍手を送り、全員でコンペを盛り上げることも大切です。
幹事へのお礼を忘れない
会社のコンペを開催するためには、ゴルフ場の予約、参加者の募集、組み合わせの作成、賞品の準備など、多くの作業が必要です。
幹事は当日だけでなく、何週間も前から準備を進めています。
表彰式が終わったら「今日はありがとうございました」「楽しかったです」と、一言お礼を伝えましょう。
長い挨拶は必要ありません。
参加者からの短い感謝の言葉だけでも、幹事にとってはうれしいものです。
まとめ|スコアよりも気持ちの良い振る舞いを
会社のゴルフコンペでは、良いスコアを出すことだけが成功ではありません。
時間を守る、同伴者へ挨拶する、プレーの進行に気を配る、ミスをしても不機嫌にならないといった基本的な行動が大切です。
上司に過剰な気遣いをしたり、無理に仕事の話をしたりする必要もありません。
相手の役職に関係なく、同伴者全員が気持ちよく過ごせるように行動すれば、悪い印象を与えることはないでしょう。
会社のコンペを、ゴルフだけでなく職場の人との交流を深める機会として楽しんでください。
次回は、友人や知人から誘われて参加するゴルフコンペで、事前に確認しておきたいことや当日の注意点を紹介します。


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