初めてのゴルフ場。
楽しみな反面、
「ちゃんと回れるかな?」
「後ろの組に迷惑をかけないかな?」
「ルールやマナーを間違えないかな?」
と、不安に感じる方も多いと思います。
そこで、これから初ラウンドを迎える方に、ぜひおすすめしたいことがあります。
それは、
初ラウンドは4人ではなく、できれば3人で回ること。
ゴルフは4人1組で回るイメージが強いですが、初心者のうちは無理に4人そろえる必要はありません。
むしろ初ラウンドだからこそ、3人で回るメリットがあります。
まだゴルフ場の予約をしたことがない方は、「初めてのゴルフ場予約」の記事で予約方法や注意点も詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみてください。
初心者の初ラウンドに3人をおすすめする最大の理由
理由はとてもシンプルです。
スロープレーになりにくいからです。
ゴルフを始めたばかりなら、たくさん打ってしまうのは当たり前です。
ティーショットを曲げてボールを探したり、グリーン周りを行ったり来たりしたり、1ホールで何度もクラブを使ったりすることもあります。
さらに初ラウンドでは、
「次は自分が打つのかな?」
「クラブは何本持っていけばいいんだろう?」
「カートに乗ったほうがいいのかな?」
など、プレー以外の部分でも迷うことがあります。
これは決して悪いことではありません。
最初は誰でも初心者です。
だからこそ、最初から少し余裕を作っておく。
その方法の一つが、4人ではなく3人でラウンドすることです。
ゴルフで気をつけたいのは「スコア」より「プレーの進行」
初心者の方には、ぜひ覚えておいてほしいことがあります。
スコアが120でも、130でも、150でも、それ自体はまったく恥ずかしいことではありません。
たくさん打ったからといって、それだけで周りのゴルファーに迷惑をかけるわけでもありません。
しかし、プレーが大幅に遅れてしまうと話は別です。
自分たちの組が遅れることで、後ろの組、そのまた後ろの組へと影響が広がっていきます。
ゴルフ場では、多くの組が順番にスタートしています。
そのため、
「上手くプレーすること」よりも、「前の組についていくこと」
を最初は意識してみてください。
個人的には、ゴルフで避けたいマナー違反の中でも、スロープレーは特に気をつけたいものの一つだと思っています。
だからといって、初心者が焦りながら走り回る必要はありません。
初心者だから時間がかかる。だったら最初から時間に余裕を作る。
そのための「3人ラウンド」です。
ただし「初心者3人」で回るのはおすすめしない
ここで、一つ注意点があります。
「3人がおすすめなら、初心者3人で予約すればいいの?」
というと、私はあまりおすすめしません。
初ラウンドで理想的なのは、
初心者1人 + 経験者2人
という組み合わせです。
難しい場合でも、最低1人はラウンド経験のある方に同伴してもらうことをおすすめします。
なぜなら、ゴルフ場では練習場では教えてもらえない「動き方」がたくさんあるからです。
たとえば、
- 次に使いそうなクラブを何本か持ってボールのところへ行く
- 自分の順番が来る前にある程度準備しておく
- ボール探しに時間をかけすぎない
- カートへ戻るべき場面と、そのまま歩いたほうが早い場面を判断する
- グリーン周りにクラブを置き忘れないようにする
- ホールアウトしたら速やかに次のホールへ移動する
こうした行動が自然にできるだけでも、プレーの進行はかなり変わります。
しかし、初めての人だけでは「何が分からないのか」すら分からないことがあります。
そんなとき、経験者が一緒にいれば、
「クラブを何本か持って行こう」
「先に打つ準備をしておこう」
「ここはカートに戻らず、そのまま歩いたほうが早いよ」
と、その場その場で教えてもらえます。
経験者に教えてもらいたいのは「スイング」ではない
ここも大切なポイントです。
初ラウンドで経験者と一緒に回る目的は、スイングを教えてもらうことではありません。
コースに出てから、
「もっと脇を締めて」
「頭を動かさないで」
「テークバックはこうして……」
と毎ショット指導を受けていたら、かえってプレーが遅くなってしまいます。
スイングの練習は、基本的には練習場でやるもの。
初ラウンドで経験者から教えてもらいたいのは、
「ゴルフ場での動き方」
です。
どこにいればいいのか。
いつ準備すればいいのか。
どのタイミングでカートに乗ればいいのか。
周りのプレーヤーにどう配慮すればいいのか。
こうしたことを実際のラウンドで覚えることが、次回以降のプレーファストにもつながっていきます。
3人なら初心者にも「考える余裕」が生まれる
初ラウンドを3人で回るメリットは、プレー時間だけではありません。
初心者本人にも余裕が生まれます。
初めてゴルフ場へ行くと、想像以上にやることがたくさんあります。
自分のボールを探して、残り距離を確認して、クラブを選んで、打ったらまた移動する。
さらにカートの移動やバンカーならし、グリーン上でのマナーなど、練習場では経験しなかったことも次々に出てきます。
4人で回っていると、初心者はどうしても、
「早く打たなきゃ!」
「みんなを待たせている!」
と焦ってしまいがちです。
焦って打つとミスをする。
ミスをするとさらに打数が増える。
そして、もっと焦ってしまう。
これでは、せっかくの初ラウンドを楽しめません。
3人であれば4人よりも進行に余裕を作りやすいため、経験者からマナーや動き方を教えてもらいながらラウンドできます。
「急ぐ」のではなく「無駄な時間を減らす」。
これがプレーファストの基本だと思います。
初心者でもできる!スロープレーを防ぐちょっとしたコツ
ゴルフが上手くなくても、プレーをスムーズにすることはできます。
むしろ初心者のうちは、スコアより先に「スムーズに動く習慣」を身につけてしまいましょう。
難しいことをする必要はありません。
たとえば、自分のボールへ向かうとき。
毎回カートからボールのところへ行って、距離を確認して、またカートへ戻ってクラブを選んでいたら時間がかかります。
距離がまだよく分からなければ、使いそうなクラブを2〜3本持ってボールのところへ向かう。
これだけでもかなり違います。
ほかにも、
- 同伴者が打っている間に、自分の次のプレーを考えておく
- 打ったボールがどこへ行ったのか、最後まで見る
- ボール探しに時間をかけすぎない
- グリーン周りではパターと必要なクラブを一緒に持っていく
- ホールアウトしたら、スコア記入は次のティーイングエリアで行う
こうした小さな積み重ねが、スムーズなラウンドにつながります。
そして、これらを初心者だけで最初から全部やるのは難しいものです。
だからこそ、経験者と一緒に回って実際のコースで覚えていくことをおすすめします。
「走ればいい」はプレーファストではない
初心者の方に勘違いしてほしくないのが、
プレーファスト=ずっと走ること
ではないということです。
もちろん状況によっては少し急いで移動したほうがいい場面もあります。
しかし、毎回走り回って息を切らしながらプレーする必要はありません。
大切なのは、
次に何をするのかを考えながら動くこと。
クラブをあらかじめ持っていく。
自分の順番が来る前に準備する。
ボールの行方をしっかり見ておく。
こうした「先回りした準備」ができるようになると、走らなくてもプレーはどんどんスムーズになります。
これこそ、経験者から最初に教えてもらいたいことです。
スコアが悪くてもゴルフは楽しめる。でもスロープレーには気をつけよう
初ラウンドで良いスコアを出そうとする必要はありません。
120でも130でも、もっと打ってしまってもいいと思います。
最初から上手にできる人なんて、ほとんどいません。
空振りしたっていい。
バンカーから何回も出なくたっていい。
3パット、4パットしたっていい。
それも含めて初ラウンドです。
ただし、一つだけ意識してほしいのがプレーの進行です。
ゴルフ場には、自分たち以外にもたくさんのゴルファーがいます。
スコアが悪くても誰にも迷惑はかかりません。しかし、プレーが大幅に遅れると後ろの何組ものゴルファーに影響します。
だから初心者ほど、
「上手く打たなきゃ」
ではなく、
「前の組についていこう」
という意識を持ってみてください。
それだけでも十分です。
まとめ|初ラウンドは経験者と3人で楽しもう
初ラウンドは誰だって緊張します。
ルールもマナーも分からない。
どこへ行けばいいのかも分からない。
それで当然です。
だからこそ、最初のラウンドでは無理に4人そろえず、できれば3人でのラウンドをおすすめします。
そして理想は、
初心者1人+経験者2人。
難しくても、最低1人は経験者と一緒に回ってみてください。
その人に教えてもらうのは、スイングではありません。
ゴルフ場での「動き方」です。
3人で少し余裕を作りながら、ゴルフ場での動き方やマナーを覚える。
そして慣れてきたら、4人でのラウンドにも挑戦すればいいのです。
初ラウンドで大切なのは、良いスコアを出すことではありません。
周りへの配慮を忘れず、ゴルフを楽しむこと。
その第一歩として、
「初ラウンドは経験者と3人で回る」
ぜひ選択肢の一つにしてみてください。


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