ゴルフで100切りできる人は3割だけ?100切りの難易度と達成するための考え方

ゴルフで100切りできる人の割合と達成するための考え方を解説 初心者向け

ゴルフを始めると、多くの人が最初の大きな目標として掲げるのが「スコア100を切ること」ではないでしょうか。

「100切りなんて、ある程度ゴルフをやっていれば普通にできるんじゃないの?」

そう思っている方もいるかもしれません。

しかし実際には、100切りを達成できるゴルファーは全体の3割程度といわれています。

つまり、100を切ってラウンドできるようになれば、それだけでも十分に立派なことです。

今回は、100切りがなぜ難しいのか、そして100を切るためにはどんな考え方が必要なのかを、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。

100切りできるゴルファーはどれくらいいる?

100切りについて調べると、さまざまな数字が出てきます。

調査対象やゴルファーの定義によって割合は変わるため、正確に「○%」と断定することは難しいのですが、一般的には100切りできるゴルファーは3割程度といわれることがあります。

逆に考えれば、多くのゴルファーが100以上のスコアでプレーしているということです。

ゴルフを始めたばかりの頃は、

「周りはみんな上手そうに見える」

「自分だけ100を切れない」

と思ってしまうかもしれません。

でも、焦る必要はありません。

100切りは、ゴルファーにとって一つの大きな壁なのです。

そもそも「100切り」とは?

100切りとは、その名前の通り、18ホールを99打以下でラウンドすることです。

一般的なゴルフ場は18ホールでパー72に設定されています。

99でラウンドした場合は、

99 − 72 = 27オーバー

ということになります。

ここで初心者の方に知っておいてほしいのが、

100を切るためにパーをたくさん取る必要はない

ということです。

たとえば18ホールすべてボギーなら、

72+18=90

です。

つまり、100切りにはまだ9打もの余裕があります。

ダブルボギーを打ってしまったホールがあっても、ほかのホールでボギーを取れれば十分100切りを狙えます。

100切りを難しくしているのは「大叩き」

100切りを目指している方のスコアカードを見ると、必ずしもすべてのホールで悪いスコアを出しているわけではありません。

ボギーで上がれたり、ときにはパーが取れたりすることもあります。

それでも100を超えてしまう。

その大きな原因の一つが、1ホールでの大叩きです。

OBを打ってしまう。

林から無理にグリーンを狙って、さらにトラブルになる。

バンカーから何度も出ない。

グリーン周りを行ったり来たりする。

3パット、4パットしてしまう。

こうしたミスが重なると、一つのホールで「8」「9」「10」といったスコアになってしまいます。

100切りで重要なのは、バーディーやパーを増やすこと以上に、

「大叩きするホールを減らすこと」

です。

ナイスショットを増やせば100を切れるとは限らない

初心者の頃は、どうしても練習場で「いい球を打つこと」に意識が向きます。

ドライバーを真っすぐ遠くへ飛ばしたい。

アイアンでキレイにグリーンへ乗せたい。

もちろん、ショットの上達は大切です。

しかし、ゴルフ場ではナイスショットの数だけでスコアが決まるわけではありません。

たとえばドライバーで250ヤード飛ばしてもOBならスコアを崩します。

逆に180ヤードでもフェアウェイ付近にボールが残っていれば、次のショットを普通に打つことができます。

100切りを目指す段階では、

「最高の1打を打つ」よりも「次が打てる場所にボールを運ぶ」

という考え方がとても重要になります。

クラブ選びに迷っている方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

👉「100切りしてから新しいクラブ?100切りするために新しいクラブ?さぁ、どっち?

100切りは「ミスをしないゴルフ」ではない

「100を切るにはミスショットを減らさなければ」

と思う方も多いでしょう。

もちろんミスが少ないに越したことはありません。

しかし、18ホールすべて思い通りに打つことは、上級者でも難しいものです。

100切りを目指すのであれば、

ミスをしないことより、ミスをした後に大きなミスを重ねないこと。

ここを意識してみてください。

林に入ったら無理にグリーンを狙わず、フェアウェイに戻す。

届くか分からない距離なら、無理にグリーンを狙わない。

難しいアプローチでは、まずグリーンに乗せることを優先する。

こうした一見地味な判断の積み重ねが、100切りへの近道になります。

100切りできない人に多い特徴

100切りを目指している方の中には、ショット自体はかなり上手なのに、なかなか100を切れない方もいます。

その原因は、スイングだけではありません。

100切りできない方には、いくつか共通しやすいポイントがあります。

たとえば、

  • ドライバーで毎回飛距離を狙ってしまう
  • 林から無理にグリーンを狙う
  • 届くかギリギリの距離でも長いクラブを持つ
  • グリーン周りで難しいアプローチを選ぶ
  • 1回のミスを取り返そうとしてしまう

特に注意したいのが、「ミスを取り返そうとすること」です。

OBを打ったから次はいいショットを打たなければ。

ダブルボギーを打ったから次はパーを取らなければ。

こう考えるほど、無理な攻め方をしやすくなります。

ゴルフでは、終わった1打を取り返すことはできません。

ミスした後こそ、次の1打を安全に打つことが大切です。

100切りするなら「ボギーでOK」と考えよう

100切りを目指す方に、ぜひ覚えておいてほしい考え方があります。

それが、

「ボギーは失敗ではない」

ということです。

先ほど説明したように、パー72のコースをすべてボギーで回ればスコアは90です。

つまり100切りを目指す段階なら、ボギーは十分すぎるほど良いスコアです。

ティーショットでフェアウェイを外しても大丈夫。

パーオンできなくても大丈夫。

アプローチで寄せワンが取れなくても大丈夫です。

ボギーを基本にして、たまにダブルボギー。それでも99以内に収める。

このくらいの気持ちでプレーした方が、無理なショットが減り、結果として100切りに近づきます。

100切りのためにドライバーを封印する必要はない

100切りについて調べていると、

「ドライバーを使わなければ100は切れる」

「ティーショットはアイアンで十分」

といった意見を目にすることがあります。

確かに、OBが多い方にとってドライバーを使わないことは、一時的な対策にはなるでしょう。

しかし私は、100切りのためだけにドライバーを完全に封印する必要はないと考えています。

ゴルフは100を切ったら終わりではありません。

その先には90切り、80切りと、さらにゴルフの楽しさが待っています。

ドライバーはゴルフの大きな楽しみの一つでもあります。

ただし、

「狭いホールでも必ずドライバー」

にする必要もありません。

OBが浅いホールや極端に狭いホールなら、フェアウェイウッドやユーティリティなどを使う。

広いホールならドライバーを振る。

こうしたクラブの使い分けを覚えることも、100切りへの大切なステップです。

100切りにはアプローチとパターも重要

練習場へ行くと、多くの方がドライバーやアイアンを中心に練習していると思います。

しかし実際のラウンドでは、グリーン周りやパッティングにも多くの打数を使います。

せっかくグリーン近くまで順調に来ても、

アプローチでトップして反対側へ。

次はダフってほとんど進まない。

ようやくグリーンに乗ったと思ったら3パット。

これでは一気にスコアが増えてしまいます。

100切りを目指すなら、ドライバーで10ヤード飛距離を伸ばすことだけでなく、

「グリーン周りから大きなミスをしない」

練習にも時間を使ってみてください。

派手さはありませんが、スコアには非常に大きな効果があります。

100切りできたら初心者卒業?

では、100を切ったら初心者卒業なのでしょうか。

これには明確な基準はありません。

ただ、100切りを達成する頃には、

クラブごとのある程度の飛距離が分かる。

ゴルフ場でのマナーが分かる。

自分のミスの傾向が少しずつ分かってくる。

そして何より、18ホールをどう組み立てればいいのかを考えられるようになってきます。

そう考えると、100切りは単なる「99以下」という数字以上に、

ゴルファーとして一つの大きなステップを越えた証

といってもいいのではないでしょうか。

100切りできたら胸を張っていい

100を切れるゴルファーは、決して当たり前ではありません。

一般的には3割程度ともいわれる100切り。

初めて99以下のスコアが出たなら、ぜひ自信を持ってください。

そして、まだ100を切れていない方も焦る必要はありません。

100切りに必要なのは、すべてのショットを完璧にすることではありません。

OBを減らす。
大叩きを減らす。
無理な攻め方をしない。
アプローチとパターで余計な打数を増やさない。

こうした小さな積み重ねで、100切りは少しずつ近づいてきます。

「今日は絶対100を切る!」

と力むより、

「次の1打を打てる場所に運ぼう」

くらいの気持ちでラウンドしてみてください。

気がついたらスコアカードに「99」「98」と書かれている日が来るかもしれません。

100切りはゴールではありません。

ゴルフがもっと面白くなってくる、一つの通過点です。

そして次回は、初心者の方が意外と迷いやすい「スコアカードの書き方・見方」について、詳しく解説していきます。

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