ゴルフを始めたばかりの方にとって、意外と難しいのがスコアの数え方です。
「OBを打ったら次は何打目?」
「空振りも1打に入るの?」
「池に入った場合はどう数える?」
コースではプレーを進めながら数えるため、途中で分からなくなってしまうことも珍しくありません。

私自身、初めてのラウンドは159でした。初心者のうちは打つ回数が多くなるため、正確に数え続けるのは想像以上に大変です。
この記事では、基本的なスコアの数え方から、初心者が迷いやすいOBや空振りの扱い、スコアカードの書き方まで分かりやすく解説します。
最初からすべてを完璧に覚える必要はありません。まずは基本的な考え方を知り、分からないときは一緒に回る人へ確認しながらプレーしましょう。
ゴルフのスコアは打った回数と罰打の合計
ゴルフのスコアは、ボールを打った回数に罰打を加えて数えます。
例えば、ティーショットからカップに入るまでに5回打ち、途中で1罰打があった場合、そのホールのスコアは「6」です。
基本的な計算方法は次のとおりです。
「実際に打った回数+罰打=そのホールのスコア」
初心者のうちは、ナイスショットを打つことに集中して、自分が何打目を打っているのか分からなくなることがあります。
そのため、ボールを打つたびに心の中で「今ので3打目」「次は4打目」と確認する習慣をつけておきましょう。
パー・ボギー・ダブルボギーとは?
ゴルフ場の各ホールには「パー」と呼ばれる基準打数が設定されています。
一般的には、次の3種類です。
- パー3:3打が基準
- パー4:4打が基準
- パー5:5打が基準
パー4のホールを4打でカップインすれば「パー」です。
基準より1打多い場合は「ボギー」、2打多い場合は「ダブルボギー」、3打多い場合は「トリプルボギー」と呼びます。
反対に、基準より1打少なければ「バーディー」、2打少なければ「イーグル」です。
初心者のうちは、パーを取れなくてもまったく気にする必要はありません。
まずは安全にプレーを進め、各ホールのスコアを正しく数えられれば十分です。
空振りは1打として数える?
ボールを打つつもりでクラブを振り、ボールに当たらなかった場合は、空振りでも1打として数えます。
例えば、1打目のティーショットを空振りした場合、ボールは動いていなくても次に打つショットは2打目です。
ただし、素振りをしていた場合や、ダウンスイングの途中で意図的に止めてボールを打たなかった場合は、通常ストロークにはなりません。
初心者同士の気軽なラウンドでは、空振りを数えずに進めることもあります。しかし、正式なスコアをつける場合は1打として数えましょう。
スコアカードの基本的な書き方
スコアカードには、1番ホールから18番ホールまでのスコアを記入する欄があります。
各ホールを終えるたびに、自分が打った回数と罰打を確認し、合計の数字を書き込みます。
例えば、パー4のホールで次のようにプレーしたとします。
- ティーショット:1打目
- セカンドショット:2打目
- グリーンへのショット:3打目
- 1回目のパット:4打目
- 2回目のパットでカップイン:5打目
この場合、スコアカードには「5」と記入します。パー4に対して1打多いため、結果はボギーです。
よく間違えるのですがパットで『OK』をもらったときも1打足すことです。

スコアカードには通常、自分だけでなく同伴者のスコアも記入できます。
ただし、初心者のうちは全員分を正確に数える余裕がないこともあります。まずは自分のスコアを忘れないことを優先しましょう。
スコアは次のホールへ移動する前に記入しよう
スコアはホールアウトした直後に確認するのがおすすめです。
時間がたってから思い出そうとすると、前のホールと混ざって分からなくなりやすいからです。
ただし、グリーン上で立ち止まってスコアカードを書くと、後ろの組を待たせてしまいます。
全員がカップインしたら速やかにグリーンを離れ、次のホールへ移動してから記入しましょう。
「スコアを丁寧に記入すること」と「プレーの進行を遅らせないこと」の両方を意識するのが大切です。
OBを打った場合のスコアの数え方
OBとは「アウト・オブ・バウンズ」の略で、プレーできる区域の外へボールが出てしまうことです。
OB方向へボールが飛んだときは、周囲へ危険を知らせる声かけも大切です。詳しくは「隣のホールへ飛んだら『ファー!』を言おう」で解説しています。
正式なルールでは、OBになった場合は1罰打を加え、最後に打った場所から打ち直します。
例えば、1打目のティーショットがOBになった場合は、次のように数えます。
- 最初のティーショット:1打目
- OBによる罰:1罰打
- ティーイングエリアからの打ち直し:3打目
「OBなら次は2打目」と勘違いしやすいですが、打った1打と罰打の両方を数えるため、打ち直しは3打目になります。
ただし、多くのゴルフ場には「前進4打」や「プレーイング4」と呼ばれるローカルルールがあります。
この場合はティーイングエリアまで戻らず、コース前方に設置された特設ティーから4打目としてプレーします。
使用するゴルフ場やコンペによって扱いが異なるため、スタート前に確認しておきましょう。
池に入った場合は何打目になる?
コース内で黄色や赤色の杭・線によって示された区域を「ペナルティーエリア」と呼びます。
ボールがペナルティーエリアに入り、そのまま打てない場合は、基本的に1罰打を加えて救済を受けます。
例えば、1打目のボールが池に入り、1罰打で救済を受けた場合、ドロップしたボールを打つショットは3打目です。
- 池に入ったショット:1打目
- 救済を受けるための罰:1罰打
- ドロップ後のショット:3打目
池に入ったからといって、必ずしもボールを水の中まで探しに行く必要はありません。
ボールがペナルティーエリアへ入ったことが分かっている、またはほぼ確実であれば、ルールに沿って救済を受けられます。
ドロップする場所が分からないときは、自己判断で適当な場所に置かず、同伴者やキャディさんへ確認しましょう。
暫定球を打った場合の数え方
ティーショットがOBや紛失球になる可能性がある場合は、元の場所から「暫定球」を打つことができます。
暫定球を打つ前には、同伴者へ「暫定球を打ちます」と伝えておきましょう。
1打目がOBとなり、ティーイングエリアから暫定球を打った場合、その暫定球は3打目として数えます。
- 最初のティーショット:1打目
- OBによる罰:1罰打
- 暫定球:3打目
最初のボールがコース内で見つかった場合は、暫定球を拾い、最初のボールでプレーを続けます。
一方、最初のボールがOBだった場合や、3分以内に見つからなかった場合は、暫定球でプレーを続けます。
暫定球を打っておけば、ボールが見つからなかったときに元の場所まで戻る必要がなくなり、プレーの遅れを防げます。
打数を忘れないための簡単な方法
初心者のうちは打つ回数が多くなりやすいため、途中で何打目か分からなくなることがあります。
打数を忘れないためには、次の方法がおすすめです。
打つ前後に何打目かを声に出す
「次が3打目です」と小さな声で確認すると、打数を覚えやすくなります。
一緒に回る人にも聞こえるため、数え間違いにも気づいてもらえます。
ショットの順番を思い出す
打数が分からなくなったら、ティーショットから順番に振り返ります。
「ドライバー、7番アイアン、アプローチ、2パット」という内容なら、合計は5打です。
使用したクラブと打った場所をセットで思い出すと、数えやすくなります。
スコアカウンターを使用する
腕時計やグローブなどに取り付けられるスコアカウンターも便利です。
ショットを打つたびに数字を進めるだけなので、スコアを数えることに慣れていない方でも安心です。
ただし、押し忘れることもあるため、自分が何打目を打っているのか意識する習慣もつけておきましょう。
打数が多くなったら無理をせず同伴者に相談しよう
初心者のうちは、バンカーからなかなか出られなかったり、ボールを何度も探したりして、1ホールの打数が多くなることがあります。
正式なストロークプレーでは、原則としてカップインするまでプレーします。
一方、仲間同士の気軽なラウンドでは、進行を優先してボールを拾い上げる場合もあります。また、ゴルフ場やコンペによっては、そのホールで記録できる最大スコアが決められていることもあります。
自分だけで判断せず、同伴者へ「この場合はどうすればいいですか?」と確認しましょう。
初心者にとって大切なのは、すべてのルールを完璧に覚えることよりも、安全とプレーの進行を意識することです。
まとめ|最初は自分のスコアを正しく数えられれば十分
ゴルフのスコアは、実際にボールを打った回数と罰打の合計です。
空振りやOB、池に入った場合は数え方が少し複雑になりますが、基本を覚えておけば慌てずに対応できます。
今回のポイントをまとめます。
- ボールを打った回数に罰打を加える
- ボールを打つつもりで空振りした場合も1打
- 1打目がOBなら、正式な打ち直しは3打目
- 前進4打の有無はゴルフ場で確認する
- 池から1罰打の救済を受けた場合、次は3打目
- 暫定球を打つ前に同伴者へ伝える
- スコアは次のホールへ移動してから記入する
- 分からないときは同伴者やキャディさんへ確認する
初心者のうちは、スコアを間違えてしまうこともあります。
まずは一打ずつ数える習慣をつけ、ラウンドを楽しみながら少しずつ覚えていきましょう。
スコアの数え方を覚えたら、次は「ゴルフ初心者のコースデビュー完全ガイド」で、当日の流れや準備も確認しておきましょう。


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