ゴルフ場でラウンドすると、スタート前に渡される「スコアカード」。
初めてコースに出る方にとっては、
「どこにスコアを書けばいいの?」
「PARって何?」
「HDCPって何の数字?」
「OUTとINってどういう意味?」
など、意外と分からないことが多いと思います。
しかし、スコアカードの見方はそれほど難しくありません。
なお、100切りを目指す方は、先に「100切りのための考え方」を知っておくと、今回紹介する「自分のパー90」という考え方がより分かりやすくなります。
今回は、ゴルフ初心者の方に向けて、スコアカードの基本的な見方・書き方を分かりやすく解説します。
そして100切りを目指す方に、ぜひ覚えてほしい「パー90」という考え方も紹介します。
スコアカードの基本的な見方
ゴルフ場のスコアカードには、主に次のような項目が書かれています。
・HOLE(ホール番号)
・PAR(パー)
・HDCP(ハンディキャップ)
・各ティーからの距離
・スコア記入欄
・OUT
・IN
・TOTAL
最初は難しそうに見えますが、すべてを覚える必要はありません。
まずは「ホール番号」「PAR」「距離」「自分のスコア」が分かれば十分です。
PAR(パー)とは?
PARとは、そのホールを何打でプレーすることを基準としているかを示す数字です。
例えば、
パー3 → 3打が基準
パー4 → 4打が基準
パー5 → 5打が基準
という意味です。
一般的な18ホールのゴルフ場では、合計PAR72前後に設定されていることが多くなっています。
しかし、ここで初心者の方に一つ伝えたいことがあります。
100切りを目指している段階では「パー72」を自分の基準にする必要はありません。
【100切りで超重要】自分のパーを「90」にしよう
100切りを目指す初心者の方に、私が特におすすめしたいのが、
「パー90で考える」
という方法です。
考え方は非常に簡単です。
パー3は「パー4」
パー4は「パー5」
パー5は「パー6」
これを自分の基準にします。
つまり、すべてのホールで本来のパーより1打多く使ってOKと考えるわけです。
18ホールすべてで+1打なので、
72+18=90
自分にとっての「パー90」が完成します。
なぜ「パー90」が100切りにつながるのか?
ここが非常に重要です。
100を切るために必要なのは、パーやバーディーをたくさん取ることではありません。
パー90を自分の基準にすれば、さらに9打ミスしても、
90+9=99
です。
つまり18ホールのうち9ホールは、自分で設定したパーより1打多く打っても100を切れます。
例えば本来パー4のホールなら、自分のパーは「5」。
5打で上がればナイスプレー。
6打になっても、まだ100切りの範囲内です。
この考え方ができると、
「パーを取らなきゃ」
「グリーンを直接狙わなきゃ」
「ミスを取り返さなきゃ」
という焦りが減ってきます。
パー3でも「4打でOK」
例えば150ヤードのパー3。
初心者の方は「パー3だから3打で上がらなければ」と考えてしまいがちです。
しかし、100切りを目指すなら自分のパーは「4」です。
1打目でグリーンに乗らなくても大丈夫。
グリーンの近くまで運ぶ
↓
2打目でグリーンに乗せる
↓
2パット
これで4打です。
十分に目標達成です。
100切りを目指す段階では、ゴルフ場が設定した「パー72」と戦う必要はありません。
まずは「自分のパー90」でラウンドしてみてください。
スコアの考え方が変わるだけで、コースでの判断も大きく変わってきます。
HDCP(ハンディキャップ)の数字は何?
スコアカードを見ると、「HDCP」や「HANDICAP」と書かれた欄があります。
そこには、1〜18までの数字が書かれていることが一般的です。
初心者の方は、
「自分のハンディキャップを書くところ?」
と思うかもしれませんが、そうではありません。
スコアカードに最初から書かれているHDCPは、基本的に各ホールに割り振られたハンディキャップの順位です。
例えば、
HDCP 1
HDCP 5
HDCP 18
などと書かれています。
競技などではこの数字を使ってハンディキャップを配分することがあります。
ただし、ゴルフを始めたばかりの方は、まず細かい仕組みまで覚えなくても大丈夫です。
「各ホールにハンディキャップの数字が設定されているんだな」
くらいの理解で十分です。
OUT・INとは?
一般的な18ホールのゴルフ場では、
1番〜9番ホールを「OUT」
10番〜18番ホールを「IN」
と呼びます。
例えば、
OUT 48
IN 47
だった場合、
48+47=95
となり、18ホールのスコアは「95」です。
ゴルフ場によっては「〇〇コース」「△△コース」など、OUT・INとは違う名称が使われている場合もあります。
スコアカードの書き方
スコアカードの書き方は難しくありません。
基本的には、そのホールでボールを打った回数を記入します。
例えばパー4のホールで、
1打目 ティーショット
2打目 フェアウェイからショット
3打目 グリーンに乗る
4打目 パット
5打目 カップイン
なら、そのホールのスコアは「5」です。
初心者のうちは、まず自分のスコアを正しく数えられれば十分です。
慣れてきたらパット数も書いてみよう
スコアを数えることに慣れてきたら、パット数も記録してみるのがおすすめです。
例えば、
スコア 6
パット 2
と記録しておけば、
「グリーンに乗るまでに4打かかった」
ということが分かります。
ラウンド後に振り返ったとき、
ショットで打数が増えているのか
パターで打数が増えているのか
自分の課題を見つけやすくなります。
最初から細かく記録する必要はありません。
まずはスコア。
余裕が出てきたらパット数。
このくらいから始めてみましょう。
100切りを目指すなら「パー」ではなく「自分のパー」を見る
最後に、今回の記事で一番覚えてほしいことをもう一度お伝えします。
100切りを目指すなら、
パー3 → 自分のパー4
パー4 → 自分のパー5
パー5 → 自分のパー6
と考えてみてください。
これで18ホール「パー90」です。
そして、パー90に対して9打の余裕があります。
90+9=99。
これが100切りです。
パー4で「5」なら落ち込む必要はありません。
自分にとっては「パー」です。
さらに「6」を打ってしまっても、まだ大丈夫。
次のホールで無理に取り返そうとする必要もありません。
初心者の100切りでは、ナイスショットを増やすこと以上に、大叩きを減らすことが重要です。
まとめ|まずは「パー90」でスコアカードを見てみよう
スコアカードにはさまざまな数字が書かれていますが、初心者のうちは難しく考える必要はありません。
まず覚えたいのは、
・PARはそのホールの基準打数
・OUTとINを合わせて18ホール
・HDCPは各ホールに設定されたハンディキャップの数字
・自分が打った回数をスコア欄に記入する
この基本だけで十分です。
そして100切りを目指す方には、
「パー72ではなく、まずはパー90で考える」
ことをおすすめします。
パー3は4打。
パー4は5打。
パー5は6打。
この考え方をスコアカードに当てはめるだけでも、コースでのプレッシャーはかなり変わります。
100切りは「パーをたくさん取れる人」だけが達成できるものではありません。
無理をせず、大叩きを減らして18ホールを組み立てる。
まずは「自分のパー90」でゴルフを楽しんでみてください。


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