2026年シーズンに大きな飛躍を遂げている吉田鈴プロ。
6月のヨネックスレディスでツアー初優勝を飾ると、8月のCAT Ladiesでも優勝し、早くもシーズン2勝目を挙げました。
吉田鈴プロのクラブセッティングは、ドライバーからボールまでキャロウェイで統一されています。
フェアウェイウッドを3本、ユーティリティを2本入れ、難しいロングアイアンを減らした「やさしさ重視」の番手構成が大きな特徴です。
今回は、吉田鈴プロの2026年最新クラブセッティングと、アマチュアゴルファーが参考にできるポイントを紹介します。
※プロはコースやコンディションによってクラブを変更するため、実際に使用するセッティングと異なる場合があります。
吉田鈴プロのクラブセッティング一覧
吉田鈴プロのクラブセッティングは、次の14本です。
- ドライバー:キャロウェイ QUANTUM ◆◆◆ MAX プロトタイプ(9度)
- 3番ウッド:キャロウェイ QUANTUM MAX(15度)
- 5番ウッド:キャロウェイ QUANTUM MAX(18度)
- 7番ウッド:キャロウェイ QUANTUM MAX(21度)
- 5番ユーティリティ:キャロウェイ パラダイム(24度)
- 6番ユーティリティ:キャロウェイ パラダイム Ai SMOKE(27度)
- 6番アイアン:キャロウェイ X FORGED STAR 2024年モデル
- 7番~PW:キャロウェイ X FORGED STAR 2026年モデル
- ウェッジ:キャロウェイ X FORGED(50度・58度)
- パター:オデッセイ WHITE HOT OG ROSSIE
- ボール:キャロウェイ CHROME TOUR X
すべてのクラブとボールを、キャロウェイブランドで揃えています。
しかし、単純にメーカーを統一しているだけではありません。
3番ウッドから6番ユーティリティまで、ロフト角が15度、18度、21度、24度、27度と3度刻みで並んでおり、長い距離を細かく打ち分けられる構成になっています。
ドライバーはキャロウェイ「QUANTUM ◆◆◆ MAX」
ドライバーは、キャロウェイの「QUANTUM ◆◆◆ MAX プロトタイプ」を使用しています。
ロフト角は9度で、シャフトにはフジクラの「SPEEDER NX VIOLET 40S」を組み合わせています。
ドライバーの使用スペック
- ヘッド:キャロウェイ QUANTUM ◆◆◆ MAX プロトタイプ
- ロフト角:9度
- シャフト:フジクラ SPEEDER NX VIOLET
- 重量帯:40グラム台
- フレックス:S
吉田鈴プロは、ボールをつかまえやすいヘッドを好んでいます。
シャフトも40グラム台と比較的軽く、無理に力を入れなくても、シャフトのしなりを感じながら振り切りやすい組み合わせです。
2025年シーズンと比べて、ドライバーの平均飛距離が約6ヤード伸びたと報じられています。
プロがSシャフトを使用しているからといって、必ずしも重くて硬いシャフトを選んでいるわけではありません。
自分の体力やスイングに合わせ、最後まで振り切れる重さを選ぶことの大切さが分かります。
フェアウェイウッドは3番・5番・7番の3本
フェアウェイウッドは、キャロウェイの「QUANTUM MAX」を3本使用しています。
番手は3番、5番、7番です。
フェアウェイウッドの使用スペック
- 3番ウッド:15度
- 5番ウッド:18度
- 7番ウッド:21度
- 3番・5番ウッドのシャフト:VENTUS RED 50S
- 7番ウッドのシャフト:VENTUS RED 60S
3番ウッドは飛距離、5番ウッドは飛距離と高さのバランス、7番ウッドは高い弾道でグリーンを狙う役割を担います。
特に注目したいのが、7番ウッドを入れていることです。
7番ウッドはロングアイアンよりもボールを上げやすく、キャリーを出してグリーンに止めやすいクラブです。
ざっくり190ヤードのターゲットを狙うクラブとなり、長いpar3などで重宝します。
初心者が吉田鈴プロのセッティングを参考にする場合、難しい3番ウッドを無理に入れる必要はありません。
まずは5番ウッドや7番ウッドを入れたほうが、フェアウェイから安定して距離を稼ぎやすくなります。
ユーティリティは24度と27度の2本
ユーティリティは、24度と27度の2本を使用しています。
24度には「パラダイム」、27度には「パラダイム Ai SMOKE」を採用しています。
ユーティリティの使用スペック
- 5番ユーティリティ:キャロウェイ パラダイム(24度)
- 6番ユーティリティ:キャロウェイ パラダイム Ai SMOKE(27度)
- シャフト:ダイヤモンドスピーダー HB
- 重量帯:70グラム台
- フレックス:S
吉田鈴プロは5番アイアンを入れず、24度と27度のユーティリティでカバーしています。
27度のユーティリティを入れたきっかけは、深いラフから5番アイアンでは対応しにくかった経験でした。
ユーティリティはアイアンよりもソール幅が広く、ラフからでもボールを拾いやすいクラブです。
上級者でも、難しいロングアイアンにこだわらず、簡単に打てるクラブを積極的に取り入れています。
100切りを目指すゴルファーにも、非常に参考になる考え方です。
アイアンは年代の異なるコンボセッティング
アイアンは、キャロウェイの「X FORGED STAR」を使用しています。
ただし、すべて同じ年代のモデルではありません。
6番アイアンは2024年モデル、7番からPWまでは2026年モデルという、珍しいコンボセッティングになっています。
アイアンの使用スペック
- 6番アイアン:X FORGED STAR 2024年モデル
- シャフト:N.S.PRO 850GH neo
- 7番~PW:X FORGED STAR 2026年モデル
- シャフト:N.S.PRO 850GH
- フレックス:S
一般的なコンボアイアンでは、長い番手にやさしいモデル、短い番手に操作性の高いモデルを組み合わせます。
一方、吉田鈴プロは同じX FORGED STARシリーズの年代違いを組み合わせています。
2026年モデルは、以前のモデルよりもヘッドが少しコンパクトになり、打感や芝からの抜けの良さが向上した点を評価しています。
それでも6番アイアンには、使い慣れた2024年モデルを残しています。
新しいモデルが発売されたからといって、すべてのクラブを一度に交換する必要はありません。
新旧モデルを組み合わせながら、自分が打ちやすいクラブを残す考え方は、アマチュアにも参考になります。
ウェッジは50度と58度の2本
ウェッジは、キャロウェイの「X FORGED」を使用しています。
ロフト角は50度と58度の2本です。
ウェッジの使用スペック
- 50度:キャロウェイ X FORGED
- 58度:キャロウェイ X FORGED
- シャフト:N.S.PRO 850GH
- フレックス:S
一般的には、50度、54度、58度のようにウェッジを3本入れる選手も少なくありません。
しかし、吉田鈴プロはウェッジを50度と58度の2本に絞り、その分、フェアウェイウッドとユーティリティを充実させています。
50度と58度の間には8度の差があるため、距離や弾道を調整して打つ技術が必要です。
ですが、2本だけしかいれてないメリットとして2本だけ練習すればいいという部分です。
3本入れると3本の距離感を練習しないといけないですからね。
パターはオデッセイ「WHITE HOT OG ROSSIE」
パターは、オデッセイの「WHITE HOT OG ROSSIE」を使用しています。
オーソドックスな形状のマレット型パターです。
吉田鈴プロは以前、後方に2本のツノが伸びた「#7」タイプのパターを使っていました。
しかし、2026年4月ごろからWHITE HOT OG ROSSIEへ変更。
その後は成績が安定し、ヨネックスレディスでの初優勝、CAT Ladiesでのシーズン2勝目につながりました。
パターは最新モデルだけが正解とは限りません。
構えやすさや打感、ストロークとの相性が良ければ、少し前のモデルでも大きな武器になります。
ボールはキャロウェイ「CHROME TOUR X」
使用ボールは、キャロウェイの「CHROME TOUR X」です。
吉田鈴プロはドライバーからボールまで、すべてキャロウェイで統一しています。
CHROME TOUR Xは、飛距離性能だけでなく、アイアンやウェッジでしっかりスピンをかけたいゴルファーに向けたツアーボールです。
ボールはクラブに比べると気軽に変更できますが、種類を頻繁に替えるとアプローチやパターの距離感が安定しにくくなります。
アマチュアも自分に合うボールを見つけたら、できるだけ同じモデルを使い続けることをおすすめします。
吉田鈴プロのクラブセッティングの特徴
吉田鈴プロのクラブセッティングには、大きく3つの特徴があります。
長い距離を5本のウッド系クラブでカバー
3番、5番、7番ウッドに加え、24度と27度のユーティリティを使用しています。
ロフト角は15度、18度、21度、24度、27度と、きれいに3度刻みで並んでいます。
飛距離の差を細かく作り、さまざまな距離やライに対応できる構成です。
難しい5番アイアンを入れていない
吉田鈴プロのアイアンは6番からです。
5番アイアンの代わりに、ボールを上げやすいユーティリティを使用しています。
プロだから難しいクラブを使うのではなく、4日間の試合を安定して戦うために、ミスを減らせるクラブを選んでいます。
振り切りやすさとやさしさを重視
ドライバーには40グラム台のシャフトを使用し、フェアウェイウッドとユーティリティも充実させています。
吉田鈴プロのセッティングからは、無理にハードなクラブを使うよりも、自分が楽に振れて結果を出せるクラブを選ぶ姿勢が伝わります。
初心者が参考にしたいポイント
吉田鈴プロとまったく同じクラブやスペックを揃える必要はありません。
ロフト9度のドライバーやSシャフトは、初心者にはボールが上がりにくい可能性があります。
一方、クラブセッティングの考え方には、初心者が参考にできるポイントがたくさんあります。
- 5番アイアンを無理に使わずユーティリティへ替える
- 5番ウッドや7番ウッドでボールを上げやすくする
- ロフト角を確認して飛距離の重なりを減らす
- 重いシャフトにこだわらず振り切れる重さを選ぶ
- 最新モデルだけでなく自分が打ちやすいクラブを残す
- 同じボールを使い続けて距離感を安定させる
特に、難しいクラブを抜いてウッドやユーティリティを増やす考え方は、100切りを目指すゴルファーにもおすすめです。
まとめ
吉田鈴プロのクラブセッティングは、ドライバーからボールまでキャロウェイで統一されています。
最大の特徴は、3本のフェアウェイウッドと2本のユーティリティを入れ、長い距離を細かく打ち分けていることです。
5番アイアンを抜き、27度のユーティリティを採用するなど、プロであっても難しいクラブにこだわらず、やさしく打てるクラブを選んでいます。
また、アイアンは2024年モデルと2026年モデルを組み合わせ、パターには結果の出ている過去モデルを使用しています。
最新クラブですべてを揃えるのではなく、自分が打ちやすいクラブを残しながらセッティングを作ることが大切です。
吉田鈴プロの番手構成を参考に、自分の苦手な距離やミスを減らせる14本を考えてみましょう。
吉田鈴プロも使用するキャロウェイの最新クラブや詳しいスペックは、公式オンラインストアで確認できます。


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